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利尿剤で有名なのはラシックスですが、その他にもいくつかの種類があり、効果の強さも違ってきます。

利尿剤の種類

ラシックスのパッケージとシート

そもそも利尿剤とは、排尿量を増やすために服用する薬の総称なので、脂肪量を減らすことはできないということを今一度再認識しておいてほしいです。

ダイエット目的で使用した場合、もしむくみが原因でなければ意味がありません。その点を理解した上で、利尿剤を選ぶようにしましょう。

今まで利尿剤として、ラシックスを紹介してきましたが、もちろん利尿剤はラシックス以外にも存在します。

利尿剤それぞれの作用や効果に若干の違いがあったとしても、どの利尿剤も利尿作用としては期待できるものばかりです。

これから例に挙げる3つの利尿剤は、何度も登場しているラシックスと、ラシックスに効果がよく似ているルプラック、そして利尿剤としての分類が異なるアルダクトンになります。

主成分自体もそれぞれ異なり、ラシックスはフロセミド、ルプラックはトラセミド、アルダクトンはスピロノラクトンになります。

どの薬もきちんと利尿剤として有効であるだけでなく、他の病気に対しても効果があるなど、とても優れた点を持っています。

それぞれ特性が異なるので、自分に合った利尿剤を選ぶことがより早いむくみ解消に繋がるでしょう。

ループ利尿剤のラシックス

利尿剤ラシックスのシート

ラシックスの効果については何回も紹介してきましたが、ここで他の利尿剤との比較をするために、もう一度要約してラシックスについてご紹介したいと思います。

ラシックスはループ利尿薬に分類され、尿を生成する腎臓に作用する薬です。

ナトリウムカリウム塩素共輸送体の働きを阻害することによって、体内へのナトリウムの再吸収を防ぎます。

そして、大量の尿が生成されることで、体内に蓄積されている老廃物や水分を体外に排出することができるのです。

しかし、ラシックスには大きな欠点があります。

それは、カリウムが欠乏してしまうことです。

ナトリウムだけでなく、カリウムの吸収も阻害してしまうことによって、体内に必要な分のカリウムまで排出してしまうのです。

これによって、低カリウム血症を起こしてしまう危険性があり、ラシックスを服用する際にはカリウムを食事やサプリメントでしっかり摂取し、補うことが必須になるのです。

ラシックスのメリットとしては、他の利尿剤に比べると利尿作用が強いことが挙げられます。排尿量は格段に増えるので、体重は一気に減らすことができますが、脱水などの副作用が出やすい傾向にあることも注意しておきましょう。

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低カリウム血症になりにくいルプラック

ルプラック

ルプラックはラシックス同様、ループ利尿薬に分類されます。

作用する流れとしてはほとんど同じですが、同じループ利尿薬の中ではカリウムの排出量が最も少ない薬です。

起こりうる副作用も、ほとんどラシックスと変わりはありませんが、抗アルドステロン作用を有していることもあって低カリウム血症になりにくいことは大きな特徴でもあります。もともとカリウム値が低い人は、ルプラックが最適でしょう。

また、ルプラックはラシックス同様、短時間作用型の薬に分類されます。

しかし、ラシックスの最高血中濃度到達時間が1~2時間であるのに対して、ルプラックは1時間にも満たない間に最高血中濃度に到達することもあって、即効性はラシックスよりもあります。

効果の継続時間も、6~8時間と、即効性はあるにも関わらず効果の継続時間が長いので、緩やかに効果を発揮する薬であるとも言えるでしょう。

ルプラックには、併用するときに注意すべき条件が多くあります。

ラシックスもそうですが、飲み合わせや食べ合わせ、今抱えている病気など、あらゆるものが牙をむくかもしれません。服用する時にはしっかりと注意しておくようにしましょう。

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抗アルドステロン薬のアルダクトン

アルダクトン

アルダクトンは、ラシックスやルプラックなどのループ利尿薬ではなく、抗アルドステロン薬に分類されます。

体内にあるアルドステロン(副腎皮質ホルモン)には血圧を上昇させる作用があり、ナトリウムを再吸収する働きがあります。

その働きを阻害するのが抗アルドステロンなのです。

ラシックスはカリウムも一緒に尿として排出されてしまいますが、アルダクトンはルプラックと同じく、カリウムを残した状態で水分だけを排出することができます。

アルドステロンは、ナトリウムを吸収するはたらきと同時に、カリウムは体外に排出してしまうという作用があります。

そのアルデステロンの働きを阻害するということは、カリウムの排出を防ぐことでもあるのです。

よって、カリウム量の減少は阻止できるという仕組みです。

利尿作用に関してはラシックスには劣りますが、ラシックスはカリウムやナトリウムの不足が問題視されています。

しかし、アルダクトンだとナトリウムの量に対してカリウムが多くなってしまうことがあるので、アルダクトンとラシックスを併用して体内のカリウムのバランスを整えるという服用方法も可能なのです。

また、アルダクトンはむくみ解消の他にも、ニキビや多毛症など幅広く効果を発揮する利尿剤です。心不全などの重い症状にも効果を発揮します。

体内の余計な塩分を排出することでむくみが解消され、心臓へ掛かる負担も減少します。血圧を下げる効果こそあまりないですが、心不全にはかなり有効な薬です。

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